成田空港
発着時刻表
アメリカ！
思えば初めての旅行。しかもいきなり一人で海外。分からない事ばかり。空港でいきなり迷い、お姉さんに尋ねまくる。キョロキョロして初心者丸出しです。
荷物を預けるべきだったが言いそびれて持ち歩く。重い。でも中身を整理したり、チェックイン時に何がいるのか分からないから、まあこれでいいか。荷物はキャンバス地のショルダーバッグ１つのみ。
時間が有り余って手持ちぶたさ。早速忘れ物に気づく。キャッシュカード。まあ日本で使うのは後数時間だから、手持ちの１万２千円でいいだろう。
飛行機に乗るのは初めて。せっかくだから窓際にしてもらう。
いよいよゲートへ。
荷物検査で引っかかる。引っかかりまくる。最初にポッケからライター、財布、デジカメを出していたが、さらに眼鏡、タバコ（アルミ箔が駄目）、靴まで脱がされる。だんだん恥ずかしいより面白くなってくる。
飛行機が見える。でかい。わくわくする。
飛行機はそんなに怖くなかった。むしろ楽しかった。ずっと外を見て、雲の中を進むのを楽しんだ。
じきに飽きて、映画を観ることに。「ブルース・オールマイティ」をやっていたので観る。チャンネルを合わせるといきなりラストシーン。ちょっとショック。
成田に無事到着。成田も曇なのが残念だった。
成田は広かった。これぞ空港、という感じ。けど思ったより薄暗い。
ここからペルーのリマまで、アメリカのダラスを経由して飛ぶ。
ダラス行き出発まで１０時間あるので空港を見物。とりあえずマクドで食事。
ひま。
成田は喫煙所が少ない。全部で３箇所発見。２つは完全にガラスで囲まれた小部屋。１つは開放式。
チェックイン時にもらった仮ビザみたいな用紙を書いていて、いきなり書き損じる。英語で書かないといけないのに、思いっきり日本語で書いてしまった…
いよいよ飛行機に。エコノミークラスなので座席が狭い。これで１１時間もフライトか…
TVはたいした内容がなかった。やることもないので寝る。
目が覚めてもまだ残り５時間もある。
朝食を食べていよいよダラスに到着。外は快晴。良かった。
でも次の飛行機まで１時間半ほどしかないので、あまり見物は出来ない。
アメリカなので空港内は当然英語。質問するのもされるのも大変。こんなに英語が難しいとは。
今まで英語とは、あくまで勉強するもので実際に言葉として使う事は少なかった。周りが皆英語を話し、生活するのを見るのは変な気分。本当に異文化の社会に来たのだな。
アメリカのボディチェックは厳しかった。日本は甘い。引っかかりまくる。靴はどんな種類でも脱がされる。ポケットの中は全て出す。ベルトもはずさせられる。それでもポケットの金属ボタンやチャックに反応して、そのたびに中を見せる。体のごつい、人のよさそうなおっちゃんに体を撫で回される。
ボディチェックを通過して、乗り場へ。少し迷ったがたどり着く。
時刻は１６時半。夕暮れがすごく綺麗だった。今度のフライトは８時間。強行軍だ。
機内案内が英語とスペイン語になる。英語よりスペイン語のほうが分かりやすい。
到着は午前０時。飛行機から見た街の光が綺麗だった。
ポツポツと、たまに大きな塊があって、あれがリマかな、と思うがどれも通り過ぎる。遠くで雷が光っている。
いくつか街を過ぎた時、地面一面が光り輝く。リマだ。
広い。窓から見える景色が一面光っている。はっきり言って、南米の街だからとあなどっていた。こっそり写真を撮ればよかったな。
無事に着陸。手続きもスムーズに済む。
いよいよペルーだ。
予定は何も立てていないけど、ここから旅が始まるのだ。
