出発時の荷物について
荷物リストはこちらはっきりいって持って行きすぎました。
荷物をまとめている時にまず困ったのが服装。日本と気候がちょうど正反対なのです。
家を出る時に着ていったセーターは現地ではほとんど着ることなく、ただのお荷物になってしまいました。
日用品についてはほとんど現地調達できます。しかも現地のほうがはるかに安いです。
電化製品は日本と同じものが売っていますが、日本で買ったほうが安いです。デジカメも日本から輸入しているので、日本で買ったほうが良いです。
ジャケットやズボンは日本から着て行って、Tシャツや下着類、その他小物類は現地で購入&使って、そのまま土産にしてしまう、というのが理想ですね。
辞書はあまり使う機会がありませんでしたが（街中でいちいち開いていられません）、病気になった時などには必要かと思います。
持って行って良かったものまずフラッシュライト。
インカトレイルに参加したわけですが、偶然持っていて非常に役に立ちました。
というより、古代の都市を目指してキャンプで行くのですから、宿営地に電気がない事くらいはちょっと考えればわかるんですが。
また今回不運にも列車が電気系統の故障で停止するというハプニングにもあったのですが、その時にも役に立ちました。人間明かりがないととても不安になるものなのですね。
そして防水ジャケット。
これもインカトレイル中の話ですが、とにかく気候の変化が激しく、海抜４０００メートルの山頂で雨があらゆる方向から振りつけるという、ちょっと面白い体験が出来ました。
また市街を散策中にも突然雨が降ってくる事がありますので、持っていて良かったなと思います。
現地でビニール製のポンチョも入手できますが、かっこ悪くてヤダ！ という人は防水ジャケットを。バーバリーなどがよろしいかと。
ちなみに傘は防犯上の理由よりあまりお勧めできません。片手がふさがり、動きに支障が出るため。
さらに昼夜の寒暖差が非常に激しいので、昼間でも腰にジャケットを巻いておき、夕方にはそれを羽織るようにするのが良いと思います。ベルトに着けたパスポートケースもちょうど隠れて良い感じでした。
持って行って失敗したもの第一にブーツ。
これは大失敗。旅行に慣れている人ならば常識だと思うのですが、まずスニーカーなど歩きやすい靴で行くべきです。
さらにこのブーツでトレッキングに参加しちゃったからもう…足が豆だらけになりました。
とはいえ頑丈だったので、どんな道でも歩けました。
また空港や広場、バス停など観光客が集まる場所では靴磨きの少年がたくさんいて、革靴と見るとすぐに寄ってきます。その点でもスニーカーならば大丈夫。
次にセーター・ジャケット類。
これは現地でどういう過ごし方をするかによると思うのですが、普通に市街地を観光するだけならばセーターはいりません。着ても暑いだけで、ただのお荷物です。
逆にトレッキングに参加するという人には必需品です。山頂では気温が氷点下近くまで下がります。
でも僕のように２枚も持っていくのは失敗です。それよりもちゃんとした寝袋や毛布を持っていく事をお勧めします。
ジャケットについては、「持っていって良かったもの」と矛盾するじゃないか、と思うかもしれませんが、これも２枚持っていったのは失敗です。１枚で十分です。
